+87からの国際電話からの着信が急増しています!
中には、警視庁を騙る人物からの電話で、お金を振り込ませようとする悪質なものまで報告されています。
「+87」以下の番号が、実在する組織の番号を使用している場合もあり、思わず電話に出てしまう人もいるようですね。
そこで今回は、『+87から始まる国際電話番号はどこから?出てしまった時の対処法や詐欺の噂も!』を徹底調査してみたいと思います!
【この記事でわかること】
- +87から始まる国際電話番号はどこから?
- +87から始まる国際電話番号に出た時の対処法
- +87からの電話を実際に受けた人の口コミ
+87から始まる国際電話番号はどこから?詐欺の可能性を調査!
+87は国際電話の割り当てなし
「+87」という番号は国際電話の割り当てがありません。
「+870」が、衛星電話(インマルサット)であるとの情報がありますが、「0」がない事例も多いため、衛星電話ではない可能性が高いと言えます。
実際に、掛かってくる「+87」の事例を紹介すると、
【+87の電話事例】
- +8703533299:法務省(を名乗る)
- +8710498734:総務省
- 87747960110:大阪府警
- +87708310110:入国管理局
- +8747404394:総務省
+870からの着信は、ごくわずかであることがわかります。
そのため、今回の+87の着信事例は、衛星電話(インマルサット)とは関係ないといえるでしょう。
+87は詐欺電話の可能性大!
+87の事例からもわかる通り、この着信は、詐欺電話の可能性があるため、無視するのが一番良いです。
電話に出ただけでは料金が発生しませんが、掛け直すと通話料が発生する可能性が高いため注意が必要です。
実際に、「+87」の電話に出て、お金をだまし取られる事件が発生しています。
引用元:ガッコム安全ナビ
上記のように、警視庁や県警を名乗り、騙されてしまった人がいます。
他にも、+87で、日本信用情報機構(JICC)を名乗る事例もあります。
引用元:日本信用情報機構(JICC)
「+87」や「+97」で、電話の着信があるようですね。
このように、公的な機関や組織を騙ることで、応対してしまう事例が非常に多いため、見慣れない番号からの電話は、基本的に無視するのが一番良いと言えます。
+87から始まる国際電話番号に出てしまった時の対処法
結論を先に言うと、+87からの電話を出てしまっても、料金が発生するわけではないのでご安心ください。
一番怖いのは、こちらから電話をかけ直したり、個人情報を伝えてしまった場合です。
そこで、もし怪しい電話に出てしまった時の対処法を、以下にまとめてみました。
- 電話に出たらすぐに切る
- 国際電話の着信をブロックする
- 警察署や消費生活センターに相談する
電話に出たらすぐに切る
怪しい電話に出てしまった場合、相手の話を聞かずにすぐに切るのが最も安全な方法となります。
近年の手口は、自動音声以外に、巧妙な話術で個人情報を聞き出そうとする場合などさまざま。
手口は巧妙化しているため、少しでも会話を続けるリスクを避けることが一番賢明な方法だといえるでしょう。
自分は騙されないと思っていても、油断は禁物です。
国際電話の着信をブロックする
国際電話そのものをかかってこないようにするサービスを利用するのも、ひとつの手。
海外に知り合いがいない人は、このサービスで、詐欺電話のリスクをかなり軽減することができます。
[国際電話不取扱受付センター]
電話番号:0120-210364(通話料無料)
取扱時間:オペレータ案内⇒平日午前9時から午後5時まで
自動音声案内⇒平日、土日祝24時間
他にも、スマホであれば、迷惑電話をフィルタリングするサービスも提供しているので、活用するのも良いかと思います。
警察署や消費生活センターに相談する
こちらは、電話に出てしまい、被害を受けた人向けの対処法となります。
もし被害にあったと感じたら、警察署や消費生活センターに相談しましょう。
各種連絡先は以下の通り。
- 警察相談専用窓口:局番なし「#9110」
- 消費者ホットライン:局番なし「188」
上記の窓口で、できるだけ速やかに相談されることをオススメします。
電話を受けた時の状況を細かく伝えられるように、メモしておくのが良いかもしれませんね。
+87から始まる国際電話番号に出た人の口コミ・感想の紹介
それでは、「+87」を電話を実際に受けた人の意見をご紹介したいと思います。
相手の電話番号ですが、頭の国際電話番号の+87以外は、警察署の番号と同じでした…極めて悪質💦
最初から中盤まで、丁寧な電話だったもので、普通に信じてしまいましたけど、ビデオ通話とか、あなたの口座が詐欺グループの資金洗浄に使われてるとかで、分かっちゃいましたけど。— みげる C105 2日目(月)東n08a (@nv84r) April 30, 2025
『最初から中盤まで、丁寧な電話だったもので、普通に信じてしまいました』
+87以外は、警察署の番号と同じだったらしく、信じてしまったという方が、実際にいらっしゃいます。
自分は騙されないと思っても、こういう状況になる可能性があるため、用心しましょう。
お疲れ様ですっ
詐欺電話 きたーっ!総務省の総合通信局からだって🙄
87 で始まる電話番号は、通常、衛星電話
(国際通の一部)に割り当てられており
詐欺行為や迷惑電話に利用されることが
多い番号です
国番号としては存在せず… pic.twitter.com/TEmgP2Un8R— ⋆⸜𝙘𝙝𝙞𝙖𝙠𝙞⸝⋆★⋆⸜𝙝𝙨𝙝⸝⋆ (@dondeomasuA) April 24, 2025
『総務省の総合通信局からだって』
上記は、ショートメール経由で送られてくる事例です。
総務省などの公的機関が、ショートメールを送ることはまずないので、要注意ですね。
詐欺電話かかってきたけど「出入国管理庁から〜」って音声ガイダンスだったので即切りできた
あと番号が国際電話の+87— Rainlaru (@GameRain_) March 30, 2025
『「出入国管理庁から〜」って音声ガイダンスだったので即切りできた』
電話に出ると、音声ガイダンスだったという人が最も多かったです。
国際電話で音声ガイダンスの場合、内容にかかわらず、即切りしてしまうのが賢明でしょう。
まとめ
今回は『+87から始まる国際電話番号はどこから?出てしまった時の対処法や詐欺の噂も!』を調査いたしました。
「+87」は、国際電話の割り当てのない番号で、「+870」は、衛星電話で使用される番号であることがわかりました。
いずれにしても、詐欺電話である可能性が高いため、電話に出てしまってもすぐに切るのが一番良いといえます。
電話は自動音声で流れるパターンが多いものの、実際の人間が巧みな日本語で応答する場合もあります。
手口は巧妙化しているため、自分は大丈夫と思わないで、被害を最小限に抑える対策を行いましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!