米の高騰を受けて、小泉農林水産大臣が備蓄米の値段を2,000円台にすると発表しました。
その備蓄米が2021年に作られた古古古米だというので、味を気にされている方が多いようです。
そこで今回のテーマはこちら!
「古古古米の味はまずい?美味しい食べ方や炊き方は?価格や値段についても!」です。
こちらの記事で分かること
- 古古古米がまずいと言われる原因は?
- 古古古米の炊き方のポイントは?
- 古古古米をおいしく食べるレシピは?
- 古古古米の価格は?どこで売られる?
ぜひ、最後までご覧になってください。
古古古米がまずいと言われる原因は?
古古古米の味はまずいという話題がネットで出ていますね。
確かに新米に比べたら味は劣るかもしれません。
専門家の意見としては次のような記事が出ていました。
「2024年産米(新米)と、2021年産米=古古古米の炊飯時の香り成分をガスクロマトグラフ質量分析装置で分析しました。
古古古米においては、2024年産米(新米)に比べて、いわゆる“古米臭”として知られているヘキサナールを始めとした成分の酸化が進んでいるということが見えてきた」
引用元:Yahoo!ニュース
古米臭(ヘキサナール)というのは、少し鼻につく油っぽい臭いのことです。
何故独特な臭いが発生してしまうのか、ご紹介しますね。
古古古米の味が落ちてしまう原因
- 時間経過でお米の水分が少なくなる
- 表面が酸化してしまう
お米は新米のように、水分が多く含まれているものがおいしいですよね。
ですが水分は時間を追うごとに蒸発してなくなってしまいます。
さらに表面が酸化してしまうと、先ほどご紹介した古米臭が出てきてしまうんです。
この2つの要素が、古米がおいしくないと言われる原因となっています。
古古古米の炊き方のポイントは?
古古古米を炊飯器で炊くには、少し工夫する必要があります。
新米に比べて水分が少ない上に、参加しているからですね。
古古古米を炊くポイント
- 優しく研いで、ざるで軽くこする
- 水加減と浸水時間は多めに
- 調味料を加える
優しく研いで、ザルで軽くこする
古古古米は水分が少ないので、とても割れやすいです。
あまりガシャガシャ研がずに、優しく研いでください!
さらに表面が劣化しているので、ザルで軽くこすりましょう。
こうすることで劣化部分を取り除くことができますよ。
水加減と浸水時間は多めに
古古古米は普通のお米よりも水を多めにして炊いてみましょう。
暑い時は30分、寒い時は1・2時間くらい浸水するのもポイントです。
さらにお米1合に対して30gの氷を入れると、炊飯中の温度上昇がゆっくりになりお米の甘味が引き出されます。
調味料を加える
パサつきや臭いが気になる場合は、調味料を加えてみましょう!
お酒やみりんを入れると、ツヤや香りが良くなりますよ。
分量ですが、お米1合に対して大さじ1杯ぐらいがベストです。
硬めのお米がお好みの方は、お塩を少し入れると引き締め効果があります。
さらに昆布や梅干しなどと一緒に炊き込むと、風味が豊かになるので試してみてください!
古古古米をおいしく食べるレシピは?
古古古米はパサつきが気になるという方も多いのではないでしょうか。
それを逆手にとって、水分少なめのお米がぴったりのレシピをご紹介します!
炒飯やピラフなどの炒め物
炒飯やピラフはご飯がパラパラの方がおいしいですよね。
初めから水分少なめなので、ぱらっと仕上がると思います!
でもパサパサすぎるのもちょっと…という方は、具材を多めにしてみましょう。
具材の水分が上手い具合にお米の水分を調節してくれますよ。
カレーや丼物
カレーや牛丼、親子丼などの味の濃い料理なら、古米特有の臭いが気になりにくくなります。
先ほどご紹介したように、水分を多めに炊くとおいしく食べられますよ!
古古古米の価格は?どこで売られる?
古古古米の気になるお値段ですが、5キロで1,000円台と予想されています。
古古米はドンキホーテやイオンなどで売られる可能性が高いですが、古古古米についてはまだ不明です。
今回小泉さんが備蓄米の対象としているのは、以下の古米となります。
放出される備蓄米の対象
- 2022年産の古古米:20万トン
- 2021年産の古古古米:10万トン
備蓄米が随意契約となってから、約70社の申し込みがあったそうです。
ただこちらに関しては、2022年産の古古米が対象となっています。
お値段も5キロ2,000円台になると予想されています。
これから解放される備蓄米が古古古米となりますので、さらにお安くなる可能性が。
「令和4年(2022年)産ので、今まで店頭価格2000円程度でした。令和3年(2021年)産米になれば、それを下回る1000円台。今のところの見込みでいうと1800円程度のものになるかと」
引用元:Yahoo!ニュース
お米の価格が高騰している今、値段が安くなるのは嬉しいですよね!
水分が少なめなのが気になりますが、工夫次第でおいしく食べられるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
「古古古米の味はまずい?美味しい食べ方や炊き方は?価格や値段についても!」についてご紹介しました。
古古古米は水分が少ないので、パサパサでおいしくないというイメージがあるようです。
ですが浸水時間やお水を通常より増やすことで、おいしく炊けますよ!
さらに調味料を加えたり調理法を工夫することで、ワンランク上のお米になります。
こちらの記事が少しでも参考になれば、幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!