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映画・ドールハウスをネタバレ考察!牛乳が腐ってたのはなぜ?

映画『ドールハウス』に戦慄する人が続出!

日本人形の持つ不気味な雰囲気と、人間の闇を描いた上質なミステリーが味わえると話題に。

 

特に、良い意味で「後味の悪い」結末に関する考察が、映画を観た後でも騒がれています。

たとえば、腐った牛乳の描写のシーンや、ラストの夫婦の行動について、様々な解釈が行われています。

 

そこで今回の記事は、『映画・ドールハウスをネタバレ考察!牛乳が腐ってたのはなぜ?』について、調査してみました。

この記事でわかること

  • 映画“ドールハウス”牛乳が腐っていた理由について
  • 映画“ドールハウス”のネタバレ考察
  • 映画“ドールハウス”を観た人の「怖かった」感想
目次

映画“ドールハウス”牛乳が腐っていた理由は?

引用元:映画『ドールハウス』

映画の中では、腐った牛乳を描写するシーンが何度かあります。

具体的には、

  • 佳恵(長澤まさみ)が客の紅茶に牛乳を入れようとすると、ヨーグルト状のものが出てくる
  • 最後の佳恵夫妻の家で、コップに入った牛乳が腐っていた

といったシーンが、主な場面となります。

では、なぜ牛乳が腐ってしまったのか、その理由を調査した結果、以下のような点が有力視されていることが判明しました。

牛乳が腐っていた理由

  • 子どもの死を隠した佳恵にアヤが怒った
  • 鈴木夫婦が呪われていた

以下で詳しく見ていきたいと思います!

【理由➀】子どもの死を隠した佳恵にアヤが怒った

まずひとつ目の理由は、日本人形に宿る「礼(アヤ)」の怒りを買ったためという見方。

紅茶のシーンに関しては、ママ友である客が来た時に、佳恵が芽衣の仏壇の戸を閉めるという描写があります。

自分の娘の死を、他人に知られたくないために閉めたと考えられますが、この行為に怒ったアヤが、牛乳を腐らせたとの考察があります。

実際に口コミを見てみると、

(質問者)

「ドールハウスの内容について質問です!
①牛乳が腐っていたのはなぜですか??」

 

(回答者)

「私も分からないところが多かったですが、①は直前にめいの仏壇の戸を閉めた(=娘の死を隠そうとした)ことに怒った礼が牛乳を腐らせた という解釈を見て私は腑に落ちました」

引用元:Yahoo!知恵袋

上記のような意見があります。

娘の死を隠そうとしたことに対して、自分も親に不遇に扱われた礼の逆鱗に触れたのかもしれませんね。

牛乳を腐らせたことは、礼の必死のアピールだったといえます。

【理由②】鈴木夫婦が呪われていた

ラストの虫が浮いた腐った牛乳のシーンは、夫婦がすでにこの世ならざるものになっていた、といった見方をすることができます。

たとえば、神無島から夫婦が帰ってから、祖母が「1週間連絡が取れていない」と言ってる点は、夫婦に何かしらの異変が起こっていることがわかります。

ある意見では、夫婦は礼によって幻覚を見せられているのでは、というものがあります。

(質問者)

「映画ドールハウスについて。よく分からない点があったので解説、意見を聴かせてほしいです。

(中略)

ラストのシーン
牛乳に虫が入っていたこと、1週間連絡が取れなかったことの意味は?」

 

(質問者)

両親は最終的に礼に幻覚を見せられ、あたかも自分が真衣かのように扱われる。牛乳に虫が入っていたのは真衣(礼)のとこだけでしたよね。このことから、描写的には真衣ですが、実際には人形を世話していた、ということになります。」

引用元:Yahoo!知恵袋

牛乳に虫が入っていたのは、人形のところだけとのこと。

そのことから、夫婦は人形を真衣として扱いながら、腐っていることに気づいていないと、解釈することが可能です。

また、夫婦は死んでいるのではないかといった解釈もあります。

すでに礼の怪異にやられた後であるため、腐った牛乳にも無自覚であるとの見方もできますね。

いずれにしても、物語としては、恐ろしい余韻を残すバッドエンドだといえるでしょう。

映画“ドールハウス”のネタバレ考察!最後の意味を独自に解釈

映画の最後の展開は、様々な解釈を呼んでいます。

流れとしては、最終的に霊能者神田の供養は失敗に終わり、人形に宿ったアヤは、母から壮絶な虐待を受けていた真実が明るみになります。

そのため、鈴木夫婦が神無島に向かい、母親の元に人形を返すという行為自体が、アヤにとって好ましくないことだっことが判明します。

筆者が考えるラストの考察を以下にまとめてみると、

  • アヤは実母よりも佳恵を母親として共に暮らすことを選んだ
  • 佳恵と忠彦夫婦は完全にアヤの力に取り込まれてしまった
  • 佳恵はアヤ人形を自分たちの娘(芽衣)であると思いながら暮らしている
  • 真衣とアヤは母親を交換する取り決めを行ったため、夫婦は真衣に気づかなくなった

最後のシーンで、車の中の真衣が佳恵と忠彦に呼びかけるが、夫婦が真衣に目もくれない描写があります。

それは、アヤが「お母さんを取り替えよう」と言っていた伏線となり、アヤを夫婦が我が子だと思いこんでいるから。

以上のように、娘を失った母親と母に捨てられた娘が一緒になる、悲しくも恐ろしい物語が完結する構造になっていると解釈することができます。

筆者の独自考察は以上となります。

映画“ドールハウス”を見た人のガチの感想・口コミは?

調査の結果、映画「ドールハウス」を見た人は、「怖かった」という意見が多かったです。

ホラー映画を好きな人は、十分楽しめる映画になっているといえるでしょう。

具体的な口コミ・感想を見てみると、

チャイルドプレイと全く違う。人形の怖さを引き出してた

ジャパニーズホラーとも言うべき、日本人形の不気味さを堪能できる映画だといえます。

ドールハウス、がっつりホラーやってんけど某シーンでみんな悲鳴あげてた

なかには、悲鳴を上げる観客もいるほどなので、本格的なホラーであることがわかります。

もうずっと早く終わってくれ!と願いながら観るレベルで怖かった

ホラーに耐性がない人は、「ドールハウス」を見るとかなりの恐怖を感じてしまうかもしれません。

怖いだけでなく、トラウマ的な人間の暗部も見られるため、明るい映画が好きな人は、苦手な部類に入る可能性が…。

ホラーとしては、とても作り込まれた良作だと、筆者は思います。

まとめ

今回は、『映画・ドールハウスをネタバレ考察!牛乳が腐ってたのはなぜ?』を調査いたしました!

牛乳が腐っていたのは、礼(アヤ)の怪異による影響である可能性が高いことがわかりました。

 

具体的には、佳恵が娘の死を隠したことに対するアヤの怒りや、また、佳恵夫婦が最後にアヤに取り込まれたことで、牛乳が腐ったと考えることができます。

映画のラストは、人形であるアヤを娘の代わりとして育てる夫婦が描かれ、苦い後味を残す結果となっています。

 

それでも、エンターティメントとして楽しめる部分も多いため、一見の価値ある良作であるといえます。

興味のある方は、ぜひ劇場に足を運んで見てほしいと思います!

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