+63からの電話が掛かってくるといった声が挙がっています。
この番号は国際電話の可能性が高く、未納料金を請求された事例もあるのだとか。
実際に電話に出てしまうと通話料金が発生するのかなど、気になりますよね?
そこで、今回の記事は、『+63から始まる電話番号は迷惑電話?フィリピンの詐欺電話で料金発生の噂!』について詳しく調査してみたいと思います!
【この記事でわかること】
- +63から始まる詐欺電話と電話の内容について
- +63の通話料金と+63以外の電話番号について
- +63などの詐欺電話に出た時の対処法
+63から始まる電話番号は迷惑電話?未納料金を請求される詐欺電話か
フィリピンからの詐欺電話の可能性大
+63はフィリピンからの国際電話で、詐欺電話の可能性が高いです。
従って、身に覚えのない場合は、電話に出ずに応対しないようにしましょう。
実際に、迷惑電話フィルタを提供する「トビラシステムズ」の情報によると、
引用元:迷惑電話フィルタ
不審な国際電話番号として、フィリピンの「+63」が挙げられています。
そのため、63の電話から着信があっても、無視をするのが一番良いといえます。
+63から始まる詐欺電話の内容
+63からの電話は、「NTTファイナンス」を名乗り、掛けてくる場合が多いようです。
その内容は、未納料金を請求するもので、自動音声が流れてくるのだとか。
実際に、NTTファイナンスの注意喚起ページを紹介すると、
引用元:NTTファイナンス株式会社
上記のように「+63」からの着信が、詐欺電話の事例として挙げられています。
NTTファイナンスでは、未納料金の請求を案内することはないため、こうした内容の電話は、無視するのが一番ですね。
+63から始まる電話に出たら料金発生する?+63以外の電話番号も紹介!
電話を受ける側は料金発生しない
この手の国際電話にもし出てしまったとしても、通話料金は発生しないので安心してください。
ただ、折り返しこちらから電話を掛けてしまった場合、通話料が発生してしまいます。
詐欺電話は、こうした折り返し電話を狙っている手口が多いため、相手にしないことが一番有効だといえますね。
実際に、ファイナンシャルフィールドの記事を見ても、
引用元:ファイナンシャルフィールド
「着信を受ける側が料金を負担することはない」と記載されています。
従って、不審な電話がかかってきても、落ち着いて対応することが大事です。
+63以外の詐欺電話はある?
+63以外にも詐欺電話はあるので、こちらでご紹介いたします。
例を挙げると、
- +1:アメリカ、カナダ
- +44:イギリス
- +800、+844:国際フリーフォン(番号登録者が通話料金を払う番号)
- +81:日本
参考:あんしんセキュリティ
上記が、詐欺電話でよく使用される番号となります。
国際フリーフォンは着信課金電話番号と呼ばれ、+1(844)といった形で来る場合もあります。
これらの番号は、フリーダイヤルと同じ役割の番号であり、番号の登録者に通話料が請求されます。
Yahoo!知恵袋の回答をみても、
「これは国際フリーフォン(着信課金電話番号)の電話番号です。
名前からして受けた人が課金されるような名前ですが、ご心配なく。
貴方が+800に電話をした時に+800の番号を持っている人に課金される番号です。日本国内でいうと0120で始まる番号のようなもの。
なので、今回この番号からの電話を受けたあなたに課金されるようなことはありません」引用元:Yahoo!知恵袋
こちらが電話を受けて通話料金が発生することはないと記載されています。
以上のことから、国際電話は基本的に、こちらが受ける分には通話料は発生しませんので、万一出てしまったとしても、大丈夫だといえるでしょう。
+63などの詐欺電話に出てしまった時の対処法
もし不審な電話に出てしまった場合には、以下の方法がオススメ。
- 電話に出たらすぐに切る
- 国際電話の着信をブロックする
- 警察署や消費生活センターに相談する
電話に出たらすぐに切る
怪しい電話に出てしまった場合、相手の話を聞かずにすぐに切るのが最も安全な方法となります。
近年では、自動音声以外に、巧妙な話術で個人情報を聞き出そうとする手口もあるほど。
そのため、少しでも会話を続けるリスクを避けることが一番賢明な方法だといえるでしょう。
「誰?」と問い返すのも避け、無言のまま切るのがベストですね。
国際電話の着信をブロックする
国際電話そのものをかかってこないようにするサービスもあります。
もし、すべての国際電話をブロックしたいのであれば、このサービスを利用するのも手です。
[国際電話不取扱受付センター]
電話番号:0120-210364(通話料無料)
取扱時間:オペレータ案内⇒平日午前9時から午後5時まで
自動音声案内⇒平日、土日祝24時間
他にも、スマホであれば、迷惑電話をフィルタリングするサービスも提供しているので、活用するのも良いかと思います。
警察署や消費生活センターに相談する
もし被害にあったと感じたら、警察署や消費生活センターに相談しましょう。
各種連絡先は以下の通り。
- 警察相談専用窓口:局番なし「#9110」
- 消費者ホットライン:局番なし「188」
しっかり対応してもらえるので、迷わずに連絡してみてください。
まとめ
今回は『+63から始まる電話番号は迷惑電話?フィリピンの詐欺電話で料金発生の噂!』を特集いたしました。
「+63」の電話は、フィリピンからの国際電話で、詐欺電話の可能性が高いことがわかりました。
従って、この手の国際電話には、基本的には出ないことが一番の対策となるでしょう。
万一、応対した場合でも、通話料が発生するリスクは低く、個人情報等を伝えていないかぎり、安全であるといえます。
もし心配であれば、警察や消費生活センターに問い合わせてみることをオススメします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!